中国の反応 | モノクロ漫画の表現力について

漫画は、絵と文章を組み合わせて物語や情報を伝える表現形式です。漫画はストーリーだけでなく視覚的な要素も重視され、絵のスタイルや表現方法は多くの漫画家により千差万別です。
中国検索大手の百度が開設した掲示板サイト「百度貼吧」から、「モノクロ漫画の表現はどこまでできるか?」との投稿がありましたので、中国の人たちの反応をご紹介します。

翻訳元:https://tieba.baidu.com/p/8497169404

中国の反応

1.中国人(スレ主)
みんな、モノクロ漫画は、特定の題材ではカラー漫画ほど表現力が高くないし、同じようなレベルの画でもカラーより表現力は若干落ちると思う。
純粋な白黒の強いコントラストはシリアスなシーンに最適。
カラーは目に多くの情報を与え、より豊かな感情を表現することができる。
表現力豊かな見開きページやコマ、クローズアップなど、お気に入りの作品をいくつか紹介してくれるかい?

2.中国人
カラー漫画もいろいろあって、アメリカのは表情豊かなページが多いが、条漫(縦スクロール漫画)やほとんどの国産漫画は最低だ!

3.中国人
>>
カラー漫画がモノクロ漫画より表現力が劣るのではなく、本土のカラー漫画がゴミなだけ。サッカー代表チームがゴミだから中国のスポーツはダメだと言えないように、港台のカラー漫画は日本のモノクロ漫画より劣っているわけでは断じてない。

4.中国人
>>2
本土のカラー漫画はカラーブロックとしか言いようがない。
※カラーブロックとは2色以上の色をそれぞれブロックに分けて使用する配色のこと。

5.中国人
漫画をあまり読まないのでこれでいいのかわからないが。

出典:原作:ONE / 作画:村田雄介『ワンパンマン』(集英社)


6.中国人
>>5
リメイク版『ワンパンマン』の序盤に登場するメタルナイトのフルカラー画はさらに印象的。

7.中国人
>>5
深海王へのワンパンシーンはどう?

8.中国人
>>5
確かに画面から飛び出すような衝撃感がある。

9.中国人
>>5
これはいいプロットデザイン。

10.中国人
もちろん『ベルセルク』

出典:三浦建太郎『ベルセルク』(白泉社)

11.中国人
>>10
三浦は本当にイラストとして漫画を描いている。

12.中国人
>>10
『ベルセルク』はマジですごい。

13.中国人
>>10
マジでカッコイイ。

14.中国人
>>10
彼は『ファイアパンチ』や『チェーンソーマン』を描いていたのだろうか。記憶違いか?

15.中国人
>>14
記憶違い。『ファイアパンチ』と『チェーンソーマン』の作者は藤本タツキ。

16.中国人

出典:三浦建太郎『ベルセルク』(白泉社)

17.中国人
>>16
『ベルセルク』は本当に惜しい(泣)
※作者の三浦健太郎はの2021年に急性大動脈解離のため亡くなっている。未完となった『ベルセルク』は三浦の親友で生前に最終回までの展開を聞かされていた漫画家の森恒二が監修を行い、弟子が所属するスタジオ我画の手により連載が再開されている。

18.中国人
『バガボンド』に違いない。

出典:原作:吉川英治 / 作画:井上雄彦『バガボンド』(講談社)

19.中国人
モノクロにすることで、ディテールがより細かくなり、視覚効果も強くなる。

20.中国人
『ベルセルク』は本当にすごいのだが、アニメが安っぽいのしかないのが残念だ。

21.中国人
モノクロ漫画はデフォルメと遠近感を表現するのに良い。

22.中国人
モノクロ漫画の白い空間は、見ていてとても心地がよい。

出典:三浦建太郎『ベルセルク』(白泉社)

23.中国人
黒澤明がモノクロ映画の巨匠でありながら、後期の作品ではより強い表現を求めてカラーフィルムでの撮影を選んだように、やはりカラーが優れていると思います。例えば、後期の『乱』では、黒澤明のキャリア初期のモノクロ映画のどれよりも、一枚の画の表現力が優れていると思いますし、漫画も同様です!

24.中国人
私はモノクロがもたらす余白とコントラストの感覚が好き。まるでアートのように見える。

25.中国人
何度も言われているが日本の漫画は色を塗る時間がなくカラーは非常に少ない。『ドラゴンボール』の後の冊子で出たカラー版はとても良い。だが連載当時はそれが出来なかった。手塗りもできなかった。

26.中国人
一番の問題は経済的かどうかだが、色を塗るのは時間がかかる。同時並行でモノクロ漫画のコマ割りや表現を考えて、そこに配色となると作者にとって両立が難しくなり、表現力を放棄することになる。そうでなければ更新が非常に遅い繊細なカラー漫画ができるかだ。もちろんアメコミのようなスタジオコミックスは別の話であって、あくまで個々の漫画家についての話だが。

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